
家は「買えるときが買いどき」。昭和の時代に生まれた金言だ。家の買いどきは、人それぞれの事情で決めたほうがよい。不動産相場や景気の動きで決めるべきではない――という意味だ。
「タダでも」はあり得ないが…
では、買いどきではなく、家の売りどきはどうだろうか。
これまで、それに関する金言はなかった。そこで、そのためのアドバイスを試みれば、
「売れるときが売りどき」というのが浮かび上がる。
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櫻井幸雄
住宅ジャーナリスト
1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。
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