
2020年からの長期投資(9)
若い世代を中心に投資への関心が高い。積み立て型少額投資非課税制度「つみたてNISA」や個人型確定拠出年金「イデコ」など、資産形成のための投資を後押しする制度が整ってきたことが要因だ。だが「どの銘柄を買うか」の前に、まず考えておくべき大切なことがある。
ノーベル経済学賞の理論に学ぶ
投資信託協会が2019年11月、2万人を対象に行った調査では、投信保有率は17年の16%から23%に増えた。世代別では20代が5%から15%と伸びが大きい。
つみたてNISAの場合、株式など市場の動きを示すインデックス(指数)への連動を目指すインデックス投信を中心とした約170本の投信から投資先を選ぶ。イデコでは金融機関で商品ラインアップが決まっており、大手ネット証券では投信など30~40種類の金融商品が用意されている。
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