食の情報ウソ・ホント

納豆は高齢女性の「骨粗しょう症」骨折リスクを下げる

小島正美・「食生活ジャーナリストの会」代表
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 メディアや広告は、特定の食べ物の健康効果を誇張する傾向がある。だが、どんな科学的根拠があるかは、ぜひ確認しておきたいところだ。それでは「健康にいい」イメージがある納豆はどうだろうか。今回は、納豆の健康効果に関する興味深い研究成果を紹介しよう。

納豆を食べる人ほど低い死亡リスク

 国立がん研究センターは1月30日、「大豆食品、発酵性大豆食品の摂取量と死亡リスクの関連」と題したコホート研究の成果を公表した。

 コホート研究とは、ある要因を持つ集団と持たない集団を大勢集め、その集団を長期間追跡して観察することで、どのような要因が疾患の発生や予防に関係しているのかを調査する手法だ。時間はかかるが、要因と疾患リスクの因果関係を推定できる。

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小島正美

「食生活ジャーナリストの会」代表

 1951年愛知県犬山市生まれ。愛知県立大学卒業後、毎日新聞社入社。松本支局などを経て、東京本社・生活報道部で主に食の安全、健康・医療問題を担当。「食」をテーマとして活動するジャーナリスト集団「食生活ジャーナリストの会」代表。著書多数。