
2020年からの長期投資(10)
個人で買える投資信託は約6000本。資産形成に効果的とされる「長期・積み立て・分散」投資を始める場合、何を基準に選べばいいのだろうか。積み立て型少額投資非課税制度「つみたてNISA」の選定基準を手掛かりに考えよう。
長期投資のための「三つの要件」
つみたてNISAは、対象商品を「長期・積み立て・分散」に適した約170本に絞ったのが特徴だ。対象商品はまず、三つの要件を満たす必要がある。それから確認しよう。
第一に「信託期間」が20年以上か無期限であること。信託期間とは運用を終えるまでの予定期間をいう。つみたてNISAは最長20年保有できるため、途中で運用が終了しない前提だ。
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