キャリアセンター ここだけの話!?

新型コロナで「ウェブ面接」前例のない就活スタート

都内・某共学大進路指導担当
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インターネットを使ったライブ配信で企業の紹介などをするためカメラに向かって話す採用担当者=2020年3月1日、藤井達也撮影
インターネットを使ったライブ配信で企業の紹介などをするためカメラに向かって話す採用担当者=2020年3月1日、藤井達也撮影

 3月1日は政府が“指導”する2021年卒業生(現大学3年生)向けの企業の採用説明会解禁日。ところが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で、就職情報会社による大規模な合同企業説明会(合説)は次々と中止になり、異例の就活スタートとなった。

 個別企業ごとの説明会も、同じ理由で中止・延期になるところが増えており、企業側はウェブによる説明会に切り替え、就活生は戸惑いながらそれを見ている。

 戸惑っているのは私たち大学の就活支援担当者も同じだ。そもそもウェブによる説明会は想定しておらず、それについて就活生に何かアドバイスしようにも、ノウハウがない。あわてて情報収集をしているというのが実情だ。

 文部科学省は大学に対し、3月1日以前に学内の施設を使って合同企業説明会を開催するのは「まかりならん」という趣旨の“指導”を行っていた。しかし、実態がそうなっていないことは、大学関係者、企業の採用担当者、就活生自身はよく知っている。

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。