マンション・住宅最前線

住宅の収納スペースから考える「トイレ紙」備蓄の目安

櫻井幸雄・住宅ジャーナリスト
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 トイレットペーパーの品薄状態が発生したのは、3月のはじめ。それから2週間がたった14日、15日の週末、首都圏のスーパーマーケットやドラッグストアの棚にトイレットペーパーが戻りはじめた。1家族について1パック(12ロール)までというケースが多いが、ようやくトイレットペーパーの品薄状態が解消されたようだ。

 それでも、品薄が話題になり始めた頃にネットでトイレットペーパーの「段ボール箱買い」をした知り合いは、「1パックしか買えないのか」と憤慨していた。すでに、まとめ買いしているのだから、それ以上買う必要はないだろう、と周囲のひんしゅくをかっていたが、まとめ買いをしたくなる気質の人はなかなか歯止めがかからないらしい。

 そこで、気になったのが、トイレットペーパーはどれくらいストックしておくのが適正か、ということ。今は、ミニマリストの生き方が注目を集めているが、「ムダなものは買わない」というミニマリストも生活必需品はある程度ストックしているのが普通。トイレットペーパーは1ロールずつ購入し、使い切ったら、次のロールを買いに行く、という人はまずいない。必ず、ストックしているものだ。

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櫻井幸雄

住宅ジャーナリスト

1954年生まれ。年間200物件以上の物件取材を行い、首都圏だけでなく全国の住宅事情に精通する。現場取材に裏打ちされた正確な市況分析、わかりやすい解説、文章のおもしろさで定評のある、住宅評論の第一人者。毎日新聞、日刊ゲンダイで連載コラムを持ち、週刊ダイヤモンドでも定期的に住宅記事を執筆。テレビ出演も多い。近著は「不動産の法則」(ダイヤモンド社)。