高齢化時代の相続税対策

カナダ生活40年「ついの住み家」を決めた“親の介護”

広田龍介・税理士
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 経済がグローバル化してきたためだろう。海外生活が長いシニアを見かけることが多くなった。海外に留学や転勤をしたり、外資系企業に就職や転職をしたり、海外暮らしとなった要因はさまざまなだ。なかには、そこをついの住み家と決める人もいる。

息子2人もカナダ育ち

 生まれも育ちも生粋の江戸っ子というTさん(70)もその一人だ。

 Tさんは大学卒業後、商社に入社し、そこで職場結婚した。その後、カナダに赴任したが、縁あってカナダ企業に転じ、すでにカナダ暮らしは約40年にもなる。長男と次男もカナダで生まれ育った。

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広田龍介

税理士

1952年、福島県いわき市生まれ。85年税理士登録。東京・赤坂で広田龍介税理士事務所を開設。法人・個人の確定申告、相続税申告、不動産の有効活用などを中心に幅広くコンサルティング活動を続けている。相続税に関する講演やセミナーも開催している。