職場のトラブルどう防ぐ?

「コロナ休業時の給与は?」52歳スーパー経営者の悩み

井寄奈美・特定社会保険労務士
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 都市部を中心に新型コロナウイルスの感染者数が増加しています。地方都市で食品スーパーを経営するA輔さん(52)は、今後従業員やその家族が感染した場合を想定した対策づくりに追われています。

 A輔さんのスーパーは同一県内で10店舗ほど展開しています。地方のため、顧客も従業員も車の利用率が高く、今のところ営業時間の短縮などの対応はしていません。

 会社は普段から衛生管理に力を入れています。今回の新型コロナウイルス感染拡大に伴い、従業員には自らの健康状態を管理し、出勤前の検温を義務づけました。発熱やせき、のどの痛み、強い倦怠(けんたい)感がある場合は、無理せずに休養を取るように要請しています。

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井寄奈美

特定社会保険労務士

大阪市出身。2015年、関西大学大学院法学研究科博士前期課程修了。現在、大阪大学大学院法学研究科博士後期課程在籍中(専攻:労働法)。01年、社会保険労務士資格を取得。会計事務所勤務などを経て06年4月独立開業。井寄事務所(大阪市中央区)代表。著書に『トラブルにならない 小さな会社の女性社員を雇うルール』(日本実業出版社)など。http://www.sr-iyori.com/