経済プレミア・トピックス

取次大手トーハンの新事業は“書店の救世主”に育つか

田中学・経済プレミア編集部
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カフェ型コワーキングスペースの「ハカドル」虎ノ門店=2020年3月25日、田中学撮影
カフェ型コワーキングスペースの「ハカドル」虎ノ門店=2020年3月25日、田中学撮影

 出版取次大手トーハンは3月26日、新事業として展開するコワーキングスペース(共同の仕事場)の1号店を東京・虎ノ門にオープンさせた。将来的には地方の書店と協力し、書店併設型店舗の出店を目指す。苦境にある都心や地方の書店に新たな付加価値をもたらすビジネスにできるかどうかが注目される。

 オープンしたのは、時間課金制のカフェ型コワーキングスペース「ハカドル」。オープン前日の25日、虎ノ門店で記者説明会が行われた。同店は書店併設型ではないが、ビル1階の路面店で、会員登録をせずに誰もが気軽に短時間でも利用できる。

 料金は、最初の20分が200円(税別)で、以降20分ごとに300円だ。店内は個人向けスペースが40席あり、周囲を気にせず少人数の打ち合わせや電話ができるブースも設けている。また、会議室(6人で1時間3000円から)も備える。

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田中学

経済プレミア編集部

1979年東京都生まれ。中央大文卒。出版社勤務を経て、2014年11月、毎日新聞デジタルメディア局に配属。