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IIJと楽天が「eSIM」オンライン契約は広まるか

石野純也・ケータイジャーナリスト
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iPhoneは、XS以降すべてeSIMに対応。利用にはSIMロック解除が必要
iPhoneは、XS以降すべてeSIMに対応。利用にはSIMロック解除が必要

 スマートフォンを使う時、電話番号の元になる情報を書き込んだ「SIMカード」と呼ばれるチップを差すのが一般的だが、ネットを通じて直接その情報をスマホに書き込む「eSIM」に対応する携帯電話事業者が徐々に増えている。

 3月には格安スマホ事業者大手のIIJが、eSIMの正式サービスを開始。4月8日に第4の通信事業者として本サービスをスタートさせる楽天モバイルも、eSIMでの契約が可能になる。

 eSIMで契約するには、プロファイルと呼ばれる契約者情報の書き込みに対応しているスマホが必要だ。iPhoneは、iPhone XS以降がこれに対応している。グーグルのスマホ「ピクセル4」「ピクセル4XL」もeSIMを搭載するようになった。いずれの端末も、SIMロックの解除が必要。楽天モバイルの場合は「Rakuten Mini」という同社のオリジナル端末が対象になる。

 eSIMが普及し始めているのは、利用者が手軽に契約することができるからだ。店舗に行ったり、SIMが送られてくるのを待ったりする必要がなく、eSIMはオンラインで即時発行ができる。時間や場所を選ばず、必要なときにすぐ使い始めることができるのは大きなメリットだ。

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。