クルマ最新事情

15年ぶり日本再上陸「独オペル」欧州車の個性出せるか

川口雅浩・毎日新聞経済プレミア編集長
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オペルは欧州で人気のコルサを日本でも発売する=同社提供
オペルは欧州で人気のコルサを日本でも発売する=同社提供

 ドイツの自動車メーカー「オペル」が2021年、日本市場に再上陸することになった。オペルは06年、日本から撤退して以来、正規輸入のディーラーがなかった。オペルは1862年創業の老舗メーカーで、小型車を得意とする。日本では15年ぶりとなる正規輸入の復活で、フォルクス・ワーゲン(VW)やBMWなどに続くドイツ車ブームが起きるか注目される。

 オペルは1990年代、小型車「コルサ(日本名ヴィータ)」が日本でもヒットした。オペルが今回、日本で発売するのは、今も欧州で人気の「コルサ」とワゴンの「コンボライフ」、多目的スポーツ車(SUV)の「グランドランドX」の3車種。将来的にはハイブリッドカーなど電動車も発売するという。

 15年ぶりの復活について、オペルのミヒャエル・ローシェラー最高経営責任者(CEO)は「日本の自動車市場は世界でも最大規模のひとつだ。オペルの日本市場への再参入は、わが社のビジネス拡大…

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川口雅浩

毎日新聞経済プレミア編集長

1964年生まれ。上智大ドイツ文学科卒。毎日新聞経済部で財務、経済産業、国土交通など中央官庁や日銀、金融業界、財界などを幅広く取材。共著に「破綻 北海道が凍てついた日々」(毎日新聞社)、「日本の技術は世界一」(新潮文庫)など。財政・金融のほか、原発や再生可能エネルギーなど環境エネルギー政策がライフワーク。19年5月から経済プレミア編集部