人生100年時代のライフ&マネー

ねんきん定期便に書いてない「年金額が増える人」

渡辺精一・経済プレミア編集部
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 多くの人にとって老後資金の柱となるのは公的年金。その額を把握しておくことは、老後のライフプランを立てるうえで重要だ。目安は日本年金機構から毎年送られる「ねんきん定期便」で確認できる。ただし、そこに示されていないこともあり、それ以上に年金を多く受け取れることもある。ポイントをみよう。

 ねんきん定期便の記載内容は、年齢により違いがある。50歳未満の人には、その時点までに支払った保険料に基づいた参考の年金額が示される。リタイアが視野に入る50歳からは、現在と同じ給与水準で60歳まで働き続けた場合の額が示される。より現実的な数字というわけだ。

 ただし、60歳以降も働く人は多い。総務省「労働力調査」によると、2018年に60~64歳の就業率は男性81%、女性57%。定年は60歳が主流だが、高齢者雇用安定法で60歳以降の雇用確保が義務付けられ、再雇用で働くことも一般的だ。

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渡辺精一

経済プレミア編集部

1963年生まれ。一橋大学社会学部卒、86年毎日新聞社入社。大阪社会部・経済部、エコノミスト編集次長、川崎支局長などを経て、2014年から生活報道部で生活経済専門記者。18年4月から現職。ファイナンシャルプランナー資格(CFP認定者、1級FP技能士)も保有。