人生に必要な「おカネの設計」

コロナ暴落でも「積み立て投資」を続けるべき理由

岩城みずほ・ファイナンシャルプランナー
  • 文字
  • 印刷
 
 

 会社員で独身のA美さん(32)は、昨年から積み立て型の少額投資非課税制度(つみたてNISA)と個人型確定拠出年金(iDeCo)で資産運用を始めました。ところが、新型コロナウイルスの影響で株価が大きく変動し、保有している投資信託の価格が下がって怖くなったそうです。インターネット上で「大急ぎでリスク資産を売却してよかった」といったコメントを見て、どうしたらよいのかと私のところに相談にきました。

 A美さんは老後資産づくりのための長期投資をしています。保有するのは、世界中の株式に分散投資ができるインデックスファンド(投資信託)です。投資先は、私たちの生活を支える主要企業に分散しています。

 順調に増えていた投資商品などの資産が、急な価格の下落で大きく下がったら誰でも不安になるものです。A美さんには次のように話しました。

この記事は有料記事です。

残り840文字(全文1200文字)

岩城みずほ

ファイナンシャルプランナー

CFP認定者、オフィスべネフィット代表、NPO法人「みんなのお金のアドバイザー協会(FIWA)」副理事長。金融商品の販売によるコミッションを得ず、中立的な立場で顧客の利益を最大限にするコンサルティングを実践し、講演や執筆活動も行っている。著書に「人生にお金はいくら必要か」(共著、東洋経済新報社)、「やってはいけない!老後の資産運用」(ビジネス社)などがある。