産業医の現場カルテ

「在宅で5キロ増」30代営業マンの運動不足と食事量

佐藤乃理子・産業医・労働衛生コンサルタント
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 産業医である私は先日、従業員数約500人の精密機械販売会社社員の石井さん(仮名、30代男性)から健康相談を受けました。石井さんは普段は外回りの多い営業マンですが、新型コロナウイルス感染防止のため、現在は初のテレワーク(在宅勤務)に取り組んでいます。「仕事の環境が変わってから、体重が増えて困っている」という相談でした。

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佐藤乃理子

産業医・労働衛生コンサルタント

2002年、藤田保健衛生大学医学部卒業。泌尿器科医として病院に勤務しながら、がん治療薬の基礎研究にあたった。10年に厚生労働省健康局へ出向して臓器移植関連の政策に従事し、13年に北里大学医学部に所属し、同大学病院の医療マネジメント、経営企画に参画。15年に日本医師会認定産業医となり、複数の企業の嘱託産業医を務めてきた。20年4月に労働衛生コンサルタントを取得し、幅広く働く人の健康や職場環境の管理に関する相談を受ける。また、東京都檜原村で労働環境やライフスタイルのあり方を提案する「檜原ライフスタイルラボ」の共同代表を務める。