メディア万華鏡

コロナで大活躍する「世界の女性リーダー」と小池都知事

山田道子・元サンデー毎日編集長
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ドイツのメルケル首相は「現実を直視する」との評価がある =ベルリンで2018年7月20日、ベルリン支局助手メルリン・ズグエ撮影
ドイツのメルケル首相は「現実を直視する」との評価がある =ベルリンで2018年7月20日、ベルリン支局助手メルリン・ズグエ撮影

 ドイツのメルケル首相、台湾の蔡英文総統、ニュージーランドのアーダン首相、ノルウェーのソルベルグ首相等々、新型コロナウイルスの感染拡大防止に手腕を発揮しているのは、みんな女性リーダーだという報道が相次いでいる。

 なぜ女性なのか。経済誌「フォーブス・ジャパン」(電子版)は4月16日、メルケル首相の「現実直視」、蔡英文総統やアーダン首相の「決断力」、ソルベルグ首相の「共感力や思いやり」を、それぞれ大きな要因として指摘した。

なぜ女性が多いのか

 朝日新聞社のサイト「論座」(4月22日)には作家・起業家の勝部元気さんが「新型コロナ対策で“成功”している指導者に女性が多いのはなぜだろう」と題し、持論を展開している。

 勝部さんは「女性は要求される水準が高くなるため、結果的に指導者についた女性は男性よりも一回り優秀である可能性が高くなると考えられる」とみる。

 一方、「男性指導者の多くが勇猛果敢という…

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山田道子

元サンデー毎日編集長

1961年東京都生まれ。85年毎日新聞社入社。社会部、政治部、川崎支局長などを経て、2008年に総合週刊誌では日本で最も歴史のあるサンデー毎日の編集長に就任。総合週刊誌では初の女性編集長を3年半務めた。その後、夕刊編集部長、世論調査室長、紙面審査委員。19年9月退社。