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コロナ禍の米国で物議「もう握手しないかも…」

古本陽荘・毎日新聞北米総局長
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マスク姿で、一定の距離を置いて会話する市民=米ニューヨークで2020年3月31日、隅俊之撮影
マスク姿で、一定の距離を置いて会話する市民=米ニューヨークで2020年3月31日、隅俊之撮影

 米国で新型コロナウイルスの感染拡大が確認され、ワシントンDC郊外の自宅アパートでのテレワークが始まったのは3月中旬だった。

 それから1カ月程度で、米国での感染者数、死者数はあっという間に膨れ上がり、世界最多になってしまった。大統領選の熱気は失われ、転換期を迎えたとみられていた米軍の中東への関与のあり方を巡る議論も雲散霧消してしまった。

 そして、米国人の日常生活も大きく変わった。

握手を控える新しい日常

 米政府が推奨した他人から6フィート(2メートル弱)の距離をとる「ソーシャル・ディスタンシング」は、かなり浸透した。歩道を歩いていると、向かって歩いてくる歩行者がすれ違うのを避けるため、道路の…

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古本陽荘

毎日新聞北米総局長

1969年生まれ。上智大文学部英文科卒、米カンザス大大学院政治学修士課程修了。97年毎日新聞入社。横浜支局、政治部、外信部を経て2018年12月から北米総局長(ワシントン)。