「コロナ危機」経済の視点から

佐山展生氏「コロナ禍で変化迫られる運輸業界」

毎日新聞経済部
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インタビューに答えるスカイマークの佐山展生会長=東京都千代田区で2020年4月16日、滝川大貴撮影
インタビューに答えるスカイマークの佐山展生会長=東京都千代田区で2020年4月16日、滝川大貴撮影

 新型コロナウイルス感染拡大による急激な景気悪化にどう対応すべきでしょうか。経営者や有識者に提言を聞きます。今回は佐山展生・スカイマーク会長です。【聞き手は毎日新聞経済部・小坂剛志】

 コロナ危機は、2008年のリーマン・ショックのような経済危機とは全く違う。リーマン・ショックは金融システムが傷み、貸しはがしなどが起きたが、一時期を乗り越えればよかった。だが、今回は全業種が傷み、いつまで続くのか分からない底知れなさがある。圧倒的にしんどい。

 一番大事なのは、新型コロナウイルスの感染拡大をいかに止めるか。仮に日本国内で感染防止に成功しても、欧米で感染が続いていたら、航空需要は完全には戻らない。もし世界で日本だけ遅れたら、全部戻らないままになる。すでに台湾などは封じ込めに成功したとされている。感染拡大を止めた国から復活し、今後の世界経済で有利となる。

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毎日新聞経済部

経済の動きを追う記者の集団。金融市場の動き、企業動向、政府の経済政策や日銀の金融政策を日々追跡している。ワシントン、ロンドン、北京にも経済の専門記者を派遣している。