「コロナ危機」経済の視点から

農家支援ベンチャー社長「コロナ危機を好機に変える」

毎日新聞経済部
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食べチョクを運営するビビッドガーデンの秋元里奈社長。「危機にはいかにスピードを持って動けるかが大事」と話す=東京都港区で2020年4月14日
食べチョクを運営するビビッドガーデンの秋元里奈社長。「危機にはいかにスピードを持って動けるかが大事」と話す=東京都港区で2020年4月14日

 新型コロナウイルス感染拡大による急激な景気悪化にどう対応すべきでしょうか。経営者や有識者に提言を聞きます。今回は、2016年に農家支援ベンチャー「ビビッドガーデン」を創業し、農水産品の生産者直販サイト「食べチョク」を運営する秋元里奈社長です。【聞き手は毎日新聞経済部・宮崎稔樹】

 コロナ危機を乗り越えるために大切なのは、柔軟性を持って目の前の課題に取り組むことだ。あらゆる産業構造や人々のライフスタイルが変わる中、これまでの成功体験にとらわれず、果敢に挑戦する姿勢が求められている。農水畜産物の生産者が出品する直販サイト「食べチョク」運営会社の経営者としては、この危機を好機に変えて「今こそ農業だ」と若者が思えるようにしたい。

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、農家や漁業者からのSOSが上がり始めたのは、小中学校が休校になった2月末だった。学校給食やイベント用の農水畜産物の取引がキャンセルされ…

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毎日新聞経済部

経済の動きを追う記者の集団。金融市場の動き、企業動向、政府の経済政策や日銀の金融政策を日々追跡している。ワシントン、ロンドン、北京にも経済の専門記者を派遣している。