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有事だからこそ「ご近所助け合い」地域限定SNS

後藤豪・毎日新聞経済部記者
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地域限定SNSアプリ「ピアッザ」の矢野晃平社長の運動動画を見ながら体を動かす木村千代子さん(左)と子どもたち=東京都中央区で2020年4月20日、後藤豪撮影
地域限定SNSアプリ「ピアッザ」の矢野晃平社長の運動動画を見ながら体を動かす木村千代子さん(左)と子どもたち=東京都中央区で2020年4月20日、後藤豪撮影

 新型コロナウイルスの感染拡大による外出自粛で、人々の行動範囲が変わる中、市区町村よりも狭い「ご近所」エリアの住民をつなぐ「地域限定SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)」が人気を集めている。非常時に強まる「つながりたい」という思いが、地元の魅力を発見するきっかけにもなっているようだ。

 4月上旬から在宅勤務が続く東京都中央区の会社員、木村千代子さん(41)の気分転換になっているのが、SNSアプリ「PIAZZA(ピアッザ)」だ。

 PIAZZAは、イタリア語で広場の意味。中央区内でも「勝どき・月島・晴海・築地エリア」などと細かく地域を区切り、ご近所情報を無料でやり取りできるのが特徴で、現在は全国31エリアで展開している。

 「お譲りします」のコーナーでは、おもちゃや家具、家電などの譲り合いが行われ、近所でおすすめの遊び場や病院など口コミ情報を交換するコーナーもある。木村さんはここでの情報を…

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後藤豪

毎日新聞経済部記者

 1981年、東京都生まれ。明治大学商学部卒業後、2005年毎日新聞社入社。青森支局、大阪本社社会部、神戸支局、甲府支局、東京本社社会部を経て、18年10月から東京本社経済部。生損保や証券業界のほか、ソフトバンクグループや楽天などIT企業を担当した。20年4月から総務省担当として、情報通信や郵政行政などを取材する。