いま地球環境を考える

男性もぜひ!熱中症対策「日傘」はコロナにも効果的

小西雅子・WWF(世界自然保護基金)ジャパン専門ディレクター
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男性向けの日傘が並ぶ紳士用品売り場。日傘をさすと自然と距離があくという=福岡市中央区で2018年8月3日、山崎あずさ撮影
男性向けの日傘が並ぶ紳士用品売り場。日傘をさすと自然と距離があくという=福岡市中央区で2018年8月3日、山崎あずさ撮影

 近年、日本では台風が大被害をもたらし、海外では大規模な森林火災や深刻な干ばつが相次いでいる。私たちは地球温暖化問題にどう向き合うべきなのか。WWF(世界自然保護基金)ジャパンの専門ディレクター、小西雅子さん(昭和女子大特命教授)がわかりやすく解説する。

 新型コロナウイルスの猛威が世界を覆っている中、やむを得ない外出には、「3密」を避けて人との距離を取ることが重要になっています。そこでお勧めなのが日傘をさしての外出です。

 日傘をさすと、自然と人と距離があきます。たとえ知人と出会っても、傘の骨の先が相手に当たらないように、距離をあけて対話することになります(もちろんマスクをして!)。これなら相手に失礼にもなりません。

 さらにいい点は、日傘をさすことが、今後長く付き合うことになる地球温暖化対策にもなることです。日傘は、もともと女性が紫外線対策のためにさすことが多いと思いますが、実は近年ますます…

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小西雅子

WWF(世界自然保護基金)ジャパン専門ディレクター

 神戸市生まれ。米ハーバード大修士課程修了、法政大博士(公共政策学)。中部日本放送アナウンサーなどを経て、2005年に国際NGOのWWFジャパンへ。地球温暖化防止の国際交渉などで施策提言を行う。15年から昭和女子大特命教授を兼務する。東京オリンピック・パラリンピック大会組織委員会街づくり・持続可能性委員会委員、環境省中央環境審議会委員なども務めている。