知ってトクするモバイルライフ

コロナで「巣ごもりWi-Fi」スマホ料金を節約するには

石野純也・ケータイジャーナリスト
  • 文字
  • 印刷
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で通信量全体は増えている(ウェブによるソフトバンクの決算説明会の画面から)
新型コロナウイルスによる外出自粛の影響で通信量全体は増えている(ウェブによるソフトバンクの決算説明会の画面から)

 新型コロナウイルスの感染拡大を受け、大手企業を中心に在宅勤務を導入する動きが広がっている。

 在宅勤務や外出自粛によって固定回線のデータ使用量は倍増した。一方で携帯電話のモバイル通信量は減っている。家庭に固定回線があれば、スマホで利用するモバイル通信は、近所に出歩くときだけで済んでしまう。KDDIの高橋誠社長は「自宅では光回線が使われるため、データ量は増えている。外出が減り、電車の中や屋外での利用量はマイナスになっている」と語る。

 逆に、1人暮らしで家に固定回線がない人はモバイル通信が増えるケースもある。NTTドコモの3月後半以降のデータ量は「微増」(吉沢和弘社長)だという。ソフトバンクは「数十%伸びている」(宮川潤一・最高技術責任者)という。

 在宅勤務などでモバイル通信の使用量が減ってしまった場合は、料金プランを変更することをお勧めしたい。現状では、大手通信事業者3社は、主に大容量プランと段階制プランの二つを用意している。段階制プランは、使ったデータ容量に応じて料金が決まる。データ通信をあまり使わなくなったときは、段階制プランに変更しておくと、通信料の節約につながる。

 例えば、ドコモの場合、毎月60ギガバイト(GB)のデータ通信を利用できる「ギガホ」の料金は、端末の2年契約ありの場合で月6980円。3親等以内の家族と3人以上でファミリー割引を組むと1000円割引で5980円になる。

 これに対し、段階制プランの「ギガライト」は、通信量が1GB以下の場合は月2980円。家族での割引はギガホと同様に適用され、料金は1980円に下がる。1GBを超えると、2GBごとに1000円ずつ金額…

この記事は有料記事です。

残り749文字(全文1449文字)

石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。