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中国シャオミ「最新スマホ2機」4万円切っても高性能

石野純也・ケータイジャーナリスト
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ミー・ノート10シリーズの廉価モデルになるミー・ノート10ライト
ミー・ノート10シリーズの廉価モデルになるミー・ノート10ライト

 中国の総合家電メーカー・シャオミが、二つのスマホ新機種(SIMフリー)を6月9日に発売した。一つは「ミー・ノート10ライト」で、同社が19年12月に日本に参入した際に発売した「ミー・ノート10」の廉価版。もう一はコストパフォーマンスを売りにした「レッドミー・ノート9S」だ。価格は、ミー・ノート10ライトが3万9800円から、レッドミー・ノート9Sが2万4800円からとなる。

ディスプレーは有機EL

 ミー・ノート10ライトは、メインカメラが6400万画素の高画質で撮影機能も優れている。4万円を下回る価格だが、中央演算処理装置(CPU)には最上位モデルに次ぐ性能を持つ「スナップドラゴン730G」を採用。ライト(軽量)といいながら、映像に凝ったゲームなども動かすことができ、ディスプレーにも発色が豊かな有機ELを採用した。

 19年12月発売のミー・ノート10と10プロは、1億800万画素の超画質のカメラを搭載していることが売りだった。ミー・ノート10ライトは、このカメラの画素数を落とした端末という位置づけで、その他の性能はほぼ同じだ。ミー・ノート10は5万8080円だったが、カメラの違いだけで価格は1万8000円ほど安くなった。

 1億画素のカメラは大きな写真を撮っておき、後から一部を切り出すことができるなど、応用の幅が広い一方で、処理に時間がかかる欠点もあった。性能を落としても、ミー・ノート10ライトも6400万画素と十分な画素数で、3万9800円は競合他社と比べても安価と言えるだろう。

大規模広告を抑える戦略

 もう一つのレッドミー・ノート9Sは2万4800円とさらに安い。レッド…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。