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ワイモバイル「7月料金改定」楽天とUQモバイルに対抗

石野純也・ケータイジャーナリスト
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 ソフトバンクのサブブランド「ワイモバイル」が、7月1日に料金プランを改定する。楽天モバイルや、6月1日に料金プランを2本立てに整理したKDDI傘下の「UQモバイル」に対抗する。

 ワイモバイルの料金プランは現在、「スマホベーシックプランS」「M」「R」の三つで、基本使用料はそれぞれ2680円、3680円、4680円。この金額は変えないが、「プランM」のデータ容量が9ギガバイト(GB)から1GB増えて10GBになる。また、「プランM」と14GBの大容量「プランR」は、容量を超えた時の速度を毎秒128キロビットから毎秒1メガビットに高速化する。

 楽天モバイルは4月、au回線を借りたローミングエリアの容量を2GBから5GBに上げ、同時に容量超過時の速度を1メガビット秒に上げた。ドコモから回線を借りる仮想移動体通信事業者(MVNO)時代の速度に合わせた。6月1日には、UQモバイルがこれに対抗して「スマホプランR」を新設。やはり容量超過時の速度を毎秒1メガビットに上げている。ワイモバイルの改定は、こうした取り組みを追うものだ。

 毎秒1メガビットあれば、ニュースサイトやSNSなどは、画像が少なければ普通に利用できる。動画の視聴も画質を落とせば可能だ。そこそこの通信品質で安く使いたという利用者にとって、容量超過後の速度が毎秒1メガビットの料金プランは魅力だ。格安スマホではないサブブランドならではの特徴と言えるだろう。

 一方で、ワイモバイルの料金は同じサブブランドに位置づけられているUQモバイルより、やや高めだ。3GBの小容量プラン「スマホベーシックプランS」は…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。