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中国OPPOの新スマホ「リノ3A」4万円切りカメラ強化

石野純也・ケータイジャーナリスト
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6月25日に発売のオッポ「リノ3A」
6月25日に発売のオッポ「リノ3A」

 中国メーカーのOPPO(オッポ)は6月25日、SIMフリースマホの「リノ(Reno)3A」を発売する。中位機ながら四つのカメラを搭載。最高画素のカメラは4800万画素、119度の超広角カメラも備えるなど、最近のトレンドのカメラ機能充実に応えた。おサイフケータイや防水など日本市場で重要視される機能もつけたが、価格は3万9800円に抑えた。

 リノ3Aは、費用対効果の高さで大きな話題を呼んだ「リノA」(2019年10月発売)の後継機だ。リノAの投入時には、タレントの指原莉乃さんを起用したテレビCMで知名度を高めた。4万円を切る価格でおサイフケータイに対応し、中央演算処理装置(CPU)の処理能力も高いのが人気の理由だ。リノAは携帯電話事業に新規参入した楽天モバイルにも採用され、売れ筋になっている。

 後継機のリノ3Aは、リノAの弱点だったカメラを強化したが、価格はほぼ据え置いた。実際に4800万画素モードで写真を撮ってみたが、後から写真の一部を切り出しても十分使える。光学ズームは搭載されていないが、ズームの代わりに活用できそうだ。超広角カメラは風景のダイナミックな撮影が可能だ。

 代わりにCPUの性能はやや落ちている。ただ、実機を使ってみた限り、ネットの閲覧やSNSのアプリが遅いといったことはなく、体感スピードは変わっていない。4800万画素で撮った重い写真もスムーズに表示できた。画面は有機ELで発色がよく、黒が締まって見える。指紋センサーが画面に内蔵されているため、デザインもスッキリしている。最近増えてきたキャッシュレス決済で、おサイフケータイは活躍しそうだ。

 オッポの端末は費用対効果…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。