経済記者「一線リポート」

「紅茶の香りで深い眠りへ」意外な夏の快眠方法

土屋渓・毎日新聞経済部記者
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紅茶には意外な効用があるという
紅茶には意外な効用があるという

 盛夏に向け寝苦しい季節となった。新型コロナウイルスの感染者が増えていることもあり、夏場もテレワークが続く。この夏は運動不足でなかなか寝付けない人も多いのではないか。そんな中、意外な快眠方法の研究成果を発表した企業があると知り、話を聞いてみた。

 私が担当している民間企業グループの業種は幅広い。コンビニや百貨店などの小売りから自動車や鉄鋼メーカーまで、金融、エネルギー、通信、運輸業界以外はあらゆる業種が守備範囲といっても過言ではない。それだけに毎日、職場のファクスには企業やPR会社から新商品や新たな取り組みなど様々なリリースが送られてくる。

 近年はファクスよりメールのリリースが多くなり、便利になった。さらに最近は自宅でテレワークする機会が多くなったが、ファクスのリリースを確認するため、毎日新聞東京本社にある民間企業担当記者の仕事部屋を訪れている。

 特に週明けの月曜日はリリースが集中する傾向があり、7月20日午後に出社すると大量のA4ファクス用紙がたまっていた。その中で「紅茶の香りで睡眠の質が向上」というタイトルのリリースが目に留まった。

 私はクーラーを付けたままでは寝られないこともあり、夏の睡眠は死活問題だ。「寝る前にお茶」という意外な提案だったこともあり、内容を詳しく聞いてみたいと思った。

 リリース元は「日東紅茶」で有名な紅茶メーカーの三井農林だ。連絡すると、その日のうちに研究開発部門など3人の担当者がインターネットの会議形式で取材に応じてくれた。

 そもそも人間は日照時間に合わせて生体リズムが変化しており、夏場は日が長いので覚醒時間も長くなって睡眠時間は短くなる傾向にあるという。

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土屋渓

毎日新聞経済部記者

 1977年、ドバイ生まれ。2002年早稲田大法学部卒、毎日新聞社入社。水戸 支局、東京本社学芸部などを経て14年から経済部。証券業界、日銀を担当。16~17年 は大阪本社経済部で電機メーカーなどを取材。18年に東京経済部に戻り、経産省など を担当。20年4月から製造業、商社・流通、重工業、財界などを取材するグループの キャップ。