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グーグルのスマホ「ピクセル4a」4万円台でカメラ充実

石野純也・ケータイジャーナリスト
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グーグルが8月20日に発売するピクセル4a
グーグルが8月20日に発売するピクセル4a

 グーグルは中位モデルのスマホ「ピクセル4a」を8月20日に発売する。グーグルのオンラインストア「グーグルストア」で販売するほか、大手通信事業者ではソフトバンクが扱う。価格は4万2900円。2019年6月に発売した1世代前の「ピクセル3a」は4万8600円だったが、性能を向上させて価格を下げた。SIMフリースマホの主戦場は3万円台と言われており、少しでもここに近づけたい努力がうかがえる。

 ピクセル4aは、19年10月に発売した「ピクセル4」の廉価版にあたる。ピクセル4は旗艦モデルで8万9800円と高いが、ピクセル4aは半額以下の価格で販売する。それでも、カメラの撮影性能はほぼそのままなのが特徴。中央演算処理装置(CPU)や本体の材質、カメラの数などを減らすことで、コストダウンを実現した。

 背面のカメラは一つだが、人工知能(AI)を駆使した、さまざまな機能がある。複数枚の写真を連写し、合成することで明るさを上げてノイズの少ない写真を撮る「夜景モード」は、その一つだ。ピクセル4に搭載した際に、真っ暗な場所でも明かりがあるように撮れると話題になった機能だが、ピクセル4aでもほぼ同等に撮れるという。

 写真の明るい部分と暗い部分のそれぞれを、好みの明るさに手動で補正できる「デュアル露出補正」にも対応する。とらえた映像をリアルタイムに分析することでできる機能で、これもAIの力によるもの。シングルカメラで「深度情報」は取得できないが、人物などを検知して背景をボカすこともできる。ピクセル4にあった望遠カメラは搭載していないが、ソフトウエアの改良により、望遠で撮っても劣化の少ない写真が撮れる「超…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。