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格安スマホIIJ「月480円」データ従量制の使い勝手

石野純也・ケータイジャーナリスト
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IIJが新たに導入した従量制プラン。料金は月480円からで業界最安値水準=IIJの資料から
IIJが新たに導入した従量制プラン。料金は月480円からで業界最安値水準=IIJの資料から

 IIJ(インターネットイニシアティブ)は、格安スマホサービスの「IIJミオ」にデータ通信の「従量制プラン」を導入した。料金はデータ通信とSMS(ショートメッセージサービス)のみの場合は月480円から、音声通話付きの場合は月1180円からとなる。

 この料金には1ギガバイト(GB)のデータ通信が含まれる。1GBを超えると、2GBまでは220円が追加され、2GB以降は1GBごとに200円の追加料金がかかる。上限は20GBまでで、上限に達すると速度が遅くなる。IIJによると、1GBで480円は格安スマホ業界で最安値水準だという。

 従量制プランは、毎月の支払いが想定以上になってしまうおそれもあるが、IIJはこれを防ぐための機能も導入。あらかじめ利用する容量を決めておくことが可能で、その容量を超えると速度は遅くなり、支払額に歯止めをかけることができる。上限は途中で変えることができ、一時的にデータ通信を多く使う月は、容量を上げることが可能だ。

 また、最大3枚までのSIMカードで、データ容量を合算してシェアすることができる。追加のSIMカード利用料は1枚月400円。データ通信をあまり使わない月もあるタブレットやパソコンなどがある人は、追加SIMを申し込むと維持費を抑えられる。

 IIJはNTTドコモとKDDIの2社から回線を借りている。通常プランは、どちらか一方を利用者が選択できるが、従量制プランについてはKDDIの回線のみになる。KDDI以外の通信事業者から購入した端末を使うときには、SIMロックの解除が必要になる点や、電波の周波数が一部異なる点には注意したい。

 IIJが従量制プランを導入し…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。