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サムスン「ギャラクシーZフォールド2」21万円の実力

石野純也・ケータイジャーナリスト
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サムスン電子のギャラクシーZフォールド2。価格は約21万円
サムスン電子のギャラクシーZフォールド2。価格は約21万円

 サムスン電子は9月1日、新製品紹介イベントをオンラインで開催し、「ギャラクシーZフォールド2」を発表した。初の折り曲げ可能な「フォルダブルスマホ」として昨年登場した「ギャラクシーフォールド」の後継機となる。日本での販売は未定。海外での価格は1999ドル(約21万円)となる。

 サムスンは、2月に発売した「ギャラクシーZフリップ」以降、フォルダブルスマホのシリーズを「ギャラクシーZ」とし、標準的な高機能モデルの「ギャラクシーS」や、大画面とペン入力が特徴の「ギャラクシーノート」とは区別してブランドを整理した。

 フリップはガラケー(従来型携帯電話)のように縦長の本体を折り曲げてコンパクトにできるのに対し、フォールドは横側に画面を折りたたむタイプ。本体の内側だけでなく外側にも画面があり、折りたたんだまま外側の画面を使ってスマホのように使える。

 ギャラクシーZフォールド2は、この外側の画面を拡大して、スマホとしての操作性を上げた。昨年のギャラクシーフォールドは上下に大きな縁があったが、これを最新スマホのように端から端まで画面を広げている。開いた際の画面サイズも、わずかながら大型化した。中央演算処理装置(CPU)などの仕様は最新の旗艦モデルと同等にし、5Gにも標準で対応する。

 これら以上に大きな改良点は、折り曲げるための機構を見直し、半開きの状態で止められるようになったことだ。画面の中央部にくるヒンジ(ちょうつがい)が開閉の途中で止まるため、ノートパソコンのように机やテーブルに置いたまま利用できるようになった。

 ソフトウエアもこの形状と連動する。例えばカメラの場合、フォールド2を横向きに…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。