週刊エコノミスト Onlineから

バイデン次期大統領を襲う「上院も下院も視界不良」

週刊エコノミスト Online
  • 文字
  • 印刷
米連邦議会議事堂=2013年1月、古本陽荘撮影
米連邦議会議事堂=2013年1月、古本陽荘撮影

 米大統領選は大接戦の末、民主党のジョー・バイデン前副大統領が共和党のドナルド・トランプ大統領を破って勝利し、当選確実となった。トランプ氏の最大の敗因は、新型コロナウイルスの感染拡大だろう。ただしバイデン氏も終盤、コロナの感染拡大を懸念して戸別訪問を控え、構わず大集会を繰り返すトランプ氏の猛追を受けた。そして今後の政権運営の命運も「コロナ対応」が鍵を握っている。

 トランプ氏の再選戦略は、好調な経済が前提だった。19世紀のリンカーン大統領までさかのぼってみても、現職の大統領で、投票日の前年から景気後退に陥ることなく本番を迎え、再選に失敗した例はない。史上最長の景気拡大を実現したトランプ氏は本来、…

この記事は有料記事です。

残り1001文字(全文1301文字)

週刊エコノミスト Online

ビジネス誌「週刊エコノミスト」のウェブ版に、各界の専門家やライターらが執筆します。