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5G対応が続々「SIMフリースマホ」回線契約がポイント

石野純也・ケータイジャーナリスト
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TCLの「TCL 10 5G」。現時点で国内最安の5Gスマホ
TCLの「TCL 10 5G」。現時点で国内最安の5Gスマホ

 5Gのサービスは、3月に大手通信事業者3社、9月に楽天モバイルが始めた。このほど発売されたiPhone 12シリーズも5Gに対応したことで利用者が急増している。エリアが広がるにはまだ時間がかかるが、通信事業者が扱うもの以外でも、5Gに対応したSIMフリーのスマホが次々と発売されている。

ソニーは性能を強化した5G対応機

 中位機だが上位モデルと同等の性能を持ち、4万円を下回る3万9800円で売り出したのが、中国メーカーのTCLだ。11月10日に、ソフトバンク系列のネット家電販売サイト「プラススタイル」で、5Gスマホ「TCL 10 5G」を先行販売した。四つのカメラを搭載し、ディスプレーも、明暗差の大きな映像を再生できるHDRに対応する。現時点では、auやソフトバンクの5Gが利用できる。

 高機能な5Gスマホも、SIMフリーで登場している。ソニーモバイルは、10月30日に「エクスペリア1マーク2」のSIMフリー版を発売。同機は、NTTドコモやauが春夏モデルとして扱っていたが、SIMフリー版は、記憶領域の容量を増やすなど仕様を強化した。価格は13万円台。1台の端末に2枚のSIMカードを入れて、2回線同時に待ち受けができる「デュアルSIM」にも対応する。こちらはドコモ、au、ソフトバンクの5Gを利用できる。

 格安スマホ黎明期からSIMフリースマホを日本市場に投入してきた台湾メーカーのエイスースも、高機能モデル「ゼンフォン7 / 7プロ」を発売。価格は9万~10万円台だ。同機は、本体上部に前後のどちらにでも向けられる回転式のトリプルカメラを備えており、通常の撮影も自撮りも、同じ高画質…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。