
5Gに対応した「iPhone 12」シリーズ。処理能力やカメラの画質も大幅に上がったが、価格は最安のiPhone 12ミニでも7万4800円(税別)から。iPhone 12プロだと10万円以上する。そこで、お得にiPhoneを入手する方法を紹介したい。
8000円の割引がある
都市部に住む人にお勧めしたいのが、アップルの店舗で通信事業者の契約をつけてiPhoneを購入する方法だ。アップルの各店舗は、大手通信事業者3社と代理店契約を結んでいるため「通信事業者版」としてiPhoneを購入することができる。
料金プランの変更や、通信事業者が提供する補償サービスなどにも加入でき、分割払いも選択可能だ。しかも、販売奨励金による8000円の割引を受けられる。iPhone 12 ミニの64ギガバイト(GB)モデルなら、7万4800円が6万6800円になる。
iPhoneの価格は元々、アップルが直接販売するSIMフリー版より、大手通信事業者版の方が割高に設定されている。例えば、iPhone 12 ミニの64GB版の場合、SIMフリー版が7万4800円なのに対し、ドコモ版は7万9920円、au版は8万1877円、ソフトバンク版は8万7709円(3社とも税別)と、5000円から1万3000円ほど高い。
アップルの店舗での8000円割引を加味すると、最大で2万円以上安く買うことができる。大手通信事業者の店では、販売手数料にあたる「頭金」を設定しているところもあり、こうしたところで買うとその差はさらに広がる。
ネットで予約して店舗に行く
新型コロナウイルス感染拡大の影響で、現在アップルの店舗へ入…
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。