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激烈料金値下げ「ドコモに続きソフバン」年明けKDDIは

石野純也・ケータイジャーナリスト
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ソフトバンクはNTTドコモのアハモに対抗しLINEを活用したオンライン専用ブランドを立ち上げる
ソフトバンクはNTTドコモのアハモに対抗しLINEを活用したオンライン専用ブランドを立ち上げる

 NTTドコモが大幅な料金値下げを発表したことで、他社も対抗する動きが出ている。

 ドコモは20ギガバイト(GB)で月2980円の「アハモ」を2021年3月から導入する。4月には、大容量プラン「ギガホ」もリニューアル。5G用の「5Gギガホ」は「5Gギガホプレミア」に改め、1000円値下げして月6650円にする。データ容量は無制限だ。

新ブランド「ソフトバンク・オン・LINE」

 ドコモの値下げに、素早く追随したのがソフトバンクだ。LINEとの合弁会社の格安スマホ「LINEモバイル」をソフトバンク本体が吸収して、「ソフトバンク・オン・LINE」をつくる。料金は20GB・月2980円でアハモと同じ。LINEを使った時の通信量はカウントされず、アハモとの差別化を図った。

 LINEモバイルは現在、格安スマホ事業者としてドコモ、KDDI、ソフトバンクからそれぞれ回線を借りて提供している。統合後は、ソフトバンク回線を利用できるようになり、通信が混雑する時間帯でも速度が低下しづらくなる。

 LINEモバイルは、500メガバイト(MB)で月1100円からなど、低容量プランを中心に安価な料金を打ち出していたが、ソフトバンク本体に統合した後は、「ソフトバンク・オン・LINE」に一本化する。申し込みやサポートは、LINEモバイルと同様、多くの利用者が使い慣れているLINE上で行う。専用アプリを別途開発するドコモとは、使い勝手でも差をつけたい考えだ。

 ソフトバンクは、メインブランドの大容量プランでもドコモを追いかける。50GBで月8480円の「メリハリプラン」は、「メリハリ無制限」に改定。容量を無制限にし…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。