知っておきたい住宅・不動産

マンションで犬を飼う「近隣トラブル」を避けるには

さくら事務所・個人向け不動産コンサルティング
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 コロナ禍では、在宅勤務や外出自粛の影響で、家で過ごす時間が長くなり、新たにペットを飼い始めたという人も増えている。ただし、特にマンションの場合は、室内で飼うために注意したい点があり、他の居住者の迷惑とならないような配慮も重要になる。愛犬家住宅コーディネーター資格を持つホームインスペクター(住宅診断士)が、マンションで犬と快適に暮らすためのポイントを解説しよう。

部屋のなかには危険も

 人間にとって危険はなくても、犬にとっては危険なものが実は部屋の中にはたくさんある。例えば、家電製品の電気コード。間違ってかんでしまうと感電することもある。危険と考えられる場合は、柵などで囲ってしまい、犬が入り込まないようにしておくといいだろう。

 ごみ箱に入れたもの、雑誌や新聞紙、ティッシュペーパーなどの紙類、菓子などの人間用の食べ物も誤って口にすると、健康被害を及ぼすこともある。小型犬の場合は、菓子の袋に顔を突っ込み、呼吸できなくなり窒息してしまうようなケースもまれにある。危険がないよう、室内を整理しよう。

 犬は室内を走り回って遊ぶ。滑りやすい床材では、滑って膝や股関節に負担が掛かることもある。無垢(むく)材フローリングなどの滑りにくい素材が望ましいが、カーペットや防滑シートを敷くことで対策もできる。

 リビングにソファを置いている場合、犬がソファの上り下りを繰り返すうちに膝を痛める危険もある。階段代わりになるような、クッションを置くなどの工夫をしよう。

 バルコニーにも危険がある。子犬や小型犬の場合、手すりの隙間(すきま)から誤って転落する危険があり、バルコニーには出ないよう、日ごろから気を付けた…

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さくら事務所

個人向け不動産コンサルティング

業界初の個人向け総合不動産コンサルティングサービス会社として1999年設立。本社は東京都渋谷区。住まいの「かかりつけのお医者さん」である住宅診断(ホームインスペクション)のパイオニアで、5万件超と国内トップの実績。マンション管理組合向けコンサルティング、不動産購入に関するアドバイスなども広く提供している。