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楽天モバイル対抗値下げ「月1GBまで0円」の異例措置

石野純也・ケータイジャーナリスト
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楽天モバイルは料金プランを段階制の「アンリミット6」に改定する
楽天モバイルは料金プランを段階制の「アンリミット6」に改定する

 楽天モバイルが、携帯電話大手3社の値下げに対抗して、新たな割安プランを発表した。データ使用量によって、これまでより割安になる段階制プランで、「アンリミット6」と名付けた。さらに、1ギガバイト(GB)までの場合は0円。無料で通信回線を提供するのは日本の携帯電話事業者として異例だ。新料金プランは4月1日から始まる。

ドコモやKDDIより500~1000円安い

 アンリミット6の月額料金は、1GB超~3GB以下が980円、3GB超~20GB以下が1980円、20GBを超えた後は2980円で使い放題になる。

 3GBまでの980円はUQモバイルより500円安い。20GBまでの1980円は、NTTドコモのアハモやKDDIのpovo(ポヴォ)などのオンライン専用の20GBプランに対抗しており、アハモの2980円より1000円、ポヴォの2480円より500円安くなる。1GB以下の無料に他社が追随するのは難しいだろう。

 楽天モバイルの現行の料金プランは、2980円でデータ通信が使い放題。音声通話も「Rakuten Link」と呼ばれるアプリで行えば、通話料が無料になる。2980円で通話もデータ通信も使い放題だ。2980円という料金は、携帯電話大手3社のデータ通信無制限プランの半額程度と安かった。

 だが、アハモやポヴォの発表で追いつかれた。料金プランも一つなため、データ使用量の少ない利用者にとっては、割高になることもある。例えば、3GB以下の場合、KDDIが運営するUQモバイルなら、2月からの料金は3GBで1480円で負けてしまう。

 大手3社は楽天モバイルより電波のエリアが広い。容量は20GBで…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。