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「値下げ+ギガ数アップ」格安スマホ業者が大手に対抗

石野純也・ケータイジャーナリスト
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マイネオは料金プランを整理するのと同時に大幅な値下げに踏み切る(写真はオプテージ提供)
マイネオは料金プランを整理するのと同時に大幅な値下げに踏み切る(写真はオプテージ提供)

 NTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイルの料金値下げに対抗する形で、格安スマホ業者が、さらなる値下げに踏み切る。もともと低価格を売りにしている格安スマホだが、料金を下げるだけでなく、データ容量を増やしたり、映像サービスをセットにしたりといった工夫で、大手通信事業者と差別化を図っていく。

マイネオはスッキリ料金体系

 格安スマホでシェア4位のマイネオは、「マイピタ」と名付けた新料金プランを2月1日から始めた。現在のサービスは、ドコモ、au、ソフトバンクの3回線の中から好きなものを選べるが、それぞれ料金が異なっていた。データ容量も7段階あり、選択肢が多い一方で複雑な料金体系になっていた。

 そこでマイネオは、使用回線による料金差をなくし、データ容量も1ギガバイト(GB)、5GB、10GB、20GBの4段階にしてシンプル化を図る。月額料金は、それぞれ1180円、1380円、1780円、1980円だ。現在契約している人は3月1日から新料金が適用になる。

 大手通信事業者のサブブランドより安くデータ容量も多い。例えば、KDDIのサブブランドのUQモバイルは3GBプランが1480円。マイネオの5GBプランなら100円安いうえにデータ容量が2GB多くなる。

 また、10GB、20GBプランを設けることで、大手通信事業者が3月に導入するオンライン専用の料金プランに対抗する。10GBプランは1780円、20GBプランは1980円なので、大手の3社よりかなり安くなる。

映像配信もつけるワイユーモバイル

 昨年、格安スマホ市場に再参入したワイユーモバイルも、3月から料金を値下げする。同社は、映…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。