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コロナで政府「既卒者も新卒採用枠に」改めてお願い

都内・某共学大進路指導担当
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 大学3年生(2022年春卒業生)の就職活動が、コロナ禍のなかで本格化してきた。新型コロナウイルスの感染者数は減少傾向にあるとはいえ、コロナによって就活は一変した。就活生も、採用側の企業も、そして私たち大学の就活支援担当者も、コロナに振り回されている。

既卒者も同じに扱ってほしい

 そのような中、文部科学省が2月19日、全国の大学の就職支援部署に1通の文書を送った。

 「新型コロナウイルス感染症への対応を踏まえた2021年度卒業・修了予定者等の就職・採用活動に関する要請について」と題する文書で、3月1日から3年生を対象とした就職・採用の広報活動が解禁になるのを機に、経済団体の長に対して「学生が安心して就職活動に取り組める環境を整えるための協力要請を行った」と記されていた。

 具体的には、新型コロナウイルスの影響で、企業は厳しい事情を抱えているが、政府は暮らしと雇用を守るため、各種の支援策を講じており、新卒者の雇用についても「第二の就職氷河期世代を作らない」よう取り組んでいる。そこで、企業の側も「前途ある若者の将来のために中長期的な視点に立って、新卒者の採用を積極的に進めていただくよう、改め…

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都内・某共学大進路指導担当

東京都内の共学の大学の「キャリアセンター」に勤めるベテラン大学職員。大学生の就職活動の支援や、進路指導を担当している。