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「ソニー傘下の格安スマホ」3GB月720円で“殴り込み”

石野純也・ケータイジャーナリスト
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ニューロモバイルのホームページ
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 格安スマホのニューロモバイル(ソニーネットワークコミュニケーションズが運営)が、4月1日から新料金プランの「バリュープラス」を始める。既存のプランから大幅に値下げし、格安スマホの中でも最安水準を打ち出した。

3カ月ごとにデータ量追加

 ニューロモバイルは、格安スマホ利用者がよく使う低容量のプランだけに絞って「バリュープラス」を設計した。ニューロモバイル利用者の99%は毎月10ギガバイト(GB)以下に収まっており、内容はシンプルに、データ容量3GB・月720円▽5GB・900円▽8GB・1350円の三つにした。

 いずれのプランも、余ったデータ容量は翌月に繰り越すことができる。さらに、5GBプランは3GB、8GBプランは6GBのデータ通信量が3カ月ごとに追加される。つまり、継続して使う人は、5GBプランは月平均1GB、8GBプランは同2GBがプラスされ、この二つは事実上6GBプランと10GBプランになる。

 この追加容量を考慮しなくても、ニューロモバイルの料金は“激安”と言える水準だ。格安スマホ大手のIIJが4月1日にスタートする「ギガプラン」は2GBで780円。ニューロモバイル3GB・720円の方が、料金が安くてデータ容量が多い。

 大手通信事業者のサブブランドと比較すると、料金差はさらに大きくなる。大手通信事業者やそのサブブランドも3月から4月にかけて値下げするが、それ以上に節約したい人は、このような格安スマホを検討するのがいいだろう。

回線接続料がさらに下がる見通し

 大手通信事業者の相次ぐ値下げで、格安スマホは苦戦を強いられることが予想されていたが、負けじと新料金プランを素早…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。