
首都圏の通勤電車
今回はJR東日本の首都圏の通勤電車を取り上げます。通勤・通学の会社員や学生らにとって、朝晩の混雑や遅延などが気になる通勤電車ですが、首都圏の通勤電車の魅力とは何でしょうか。5枚の写真とともにお伝えします。
山手線、京浜東北線、総武線、埼京線など、首都圏では実に多くの通勤電車が走っています。ウグイス色、水色、黄色、濃緑色など、JR東ではそれぞれの路線カラーが決まっており、電車の車体にその色が塗られています。
かつては車体全体を路線カラーで塗装していたのですが、電車の車体がステンレスとなった現在は、銀色の車体に色帯を付けています。
カラフルな電車が並走・すれ違い
いずれの路線も電車の運行本数が極めて多く、複数の路線が並行する区間では、カラフルな電車の並走や、すれ違いを頻繁に見ることができます。
鉄道カメラマンとしては、ダイナミックな写真を撮りやすく、非常にありがたいところです。しかし、どの路線も市街地を走っているため、背景の変化に乏しく、「美しい風景の中を走る電車」といった写真を撮りにくいのも事実です。
今では当たり前になっている通勤電車の路線カラーですが、最初は1957年に登場した中央線の101系でした。それまで茶色だった通勤電車に対して、新しい高性能電車である…
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