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JR東日本「みどりの窓口大削減へ」いずれは券売機も?

土屋武之・鉄道ライター
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中小駅のみどりの窓口はどうなるのか(南武線武蔵中原駅)
中小駅のみどりの窓口はどうなるのか(南武線武蔵中原駅)

 JR東日本が5月11日、「みどりの窓口」の大幅削減を発表した。

 みどりの窓口は駅の構内で長距離列車のきっぷの発券や、割引乗車券の販売、きっぷの変更・払い戻しなどを行う場所だ。首都圏では231の駅に存在するが、JR東日本はこれを2025年までに70程度まで減らす方針であることを明らかにした。

 もっとも、みどりの窓口の閉鎖は以前から進行しており、それ自体はいまさら驚くことではないかもしれない。他のJR各社でも同じ傾向にあり、JR東日本は今回、地方圏でも同様の方針を示した。

乗降客が多そうなイメージの駅でも…

 では、首都圏のどの駅のみどりの窓口が削減対象になるのだろうか。JR東日本は「利用の多い駅を中心に、バランスを考慮した配置へ見直す」と説明している。

 その駅の乗降客数だけで存廃が決まるわけではないようだが、同社が公表している各駅の1日平均の乗客数を集計したランキング(19年度)が、ある程度の手掛かりにはなる。1位の新宿駅をはじめ、100位までほぼ首都圏にある駅だ。

 例えば、みどりの窓口がある山手線の駅で乗客数が少ないのは、65位の御徒町駅(6万9666人)と84位の大塚駅(5万888…

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土屋武之

鉄道ライター

1965年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学で演劇学を専攻し、劇作家・評論家の山崎正和氏に師事。出版社勤務を経て97年に独立し、ライターに。2004年頃から鉄道を専門とし、雑誌「鉄道ジャーナル」のメイン記事などを担当した。東日本大震災で被災した鉄道路線の取材を精力的に行うほか、現在もさまざまな媒体に寄稿している。主な著書に「ここがすごい!東京メトロ」(交通新聞社)、「きっぷのルール ハンドブック」(実業之日本社)など。