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「サンリオピューロランドを再生」小巻亜矢社長に聞く

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昨年の臨時休館では「大変な思いを味わいました」 撮影=蘆田剛
昨年の臨時休館では「大変な思いを味わいました」 撮影=蘆田剛

経営と健康啓発の二刀流

 小巻亜矢・サンリオエンターテイメント社長は、低迷が続いたテーマパーク「サンリオピューロランド」を立て直した立役者だが、この1年は新型コロナウイルスと格闘した。同時に、自身の病気の経験も踏まえて、生理に対する理解を広める活動を進めている。小巻社長に詳しく話を聞いた。

(聞き手=種市房子・編集部)

── 3度目の緊急事態宣言を受けて4月25日から臨時休館していたサンリオピューロランド(ピューロランド)を5月14日に人数制限を設けて再開しました。訪問客の反応は。

小巻 「ピューロランドをこんなにも欲していたのかと実感した」「ピューロランド欠乏症に陥った」といった声が寄せられました。コロナによる外出自粛を受けて、キャラクターとオンラインで交流する取り組みはしていましたが、やはり、リアルでキャラクターと交流し、間近でショーを見る喜びは格別なのでは。

 <サンリオエンターテイメント(サンリオの100%子会社)が運営するサンリオピューロランド(東京都多摩市)は、地上4階建ての屋内型テーマパーク。ハローキティやマイメロディ、ぐでたまなどのサンリオキャラクターによるライブショー、キャラクターとの撮影、「写真映え」スポットでの撮影、グッズ購入などを楽しめる。>

コロナで5カ月休館

── 昨年来、コロナにはどのような対応を。

小巻 1回目の緊急事態宣言より前の昨年2月22日から臨時休館しました。というのは、ピューロランドは屋内型テーマパークです。3密(密集、密接、密閉)ともいえる環境で開館し続けるのは、責任ある企業の行いとはいえません。当時は年度末に向かう大事な時期でした。厳しい決…

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