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ドコモのギガライト「使いすぎ防止」通信量を柔軟設定

石野純也・ケータイジャーナリスト
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ドコモはギガライト用の「ギガプラン上限設定オプション」を拡充。1GBだけでなく、3GB、5GBを上限として設定できるようになった(NTTドコモのホームページから)
ドコモはギガライト用の「ギガプラン上限設定オプション」を拡充。1GBだけでなく、3GB、5GBを上限として設定できるようになった(NTTドコモのホームページから)

 NTTドコモが、段階制の料金プラン「ギガライト」の設定の選択肢を増やした。これまでは、料金を抑えるために高速データ通信をストップする設定は1ギガバイト(GB)しかなく、1GBを超えると自動的に7GBまで上がっていたが、8月30日から、途中の3GB、5GBでも設定できるようにした。

 ギガライトで5Gに対応する「5Gギガライト」の料金は、1GBまでが月3465円。1GB超3GB以下が月4565円、3GB超5GB以下が月5665円、5GB超7GB以下が月6765円になり、7GBを超えるとデータ通信の速度が毎秒128キロビットの遅い速度に制限される。料金は、利用したデータ量に応じて決まるため、あまり使わない月は安く抑えられるのが特徴だ。

細かな料金設定が可能に

 これは、使った通信量に従って料金が上がる段階制プランと、1GBプラン、3GBプラン、5GBプラン、7GBプランといった容量別プランを両立させる仕組みだ。

 支払う総額はあまり気にせず、使った容量に応じて料金が変動してほしい人は、通信量に制限をかけずに使えばいい。一方で毎月の通信料は一定に抑えた方がいい人は、制限を設けて使い過ぎないようにできる。

 現在のスマホの料金プランの主流は、容量別プランのため、利用者にとってギガライトが選びやすくなったと言える。段階制の料金プランは楽天モバイルも導入しているが、特定の容量で止めることができず、使いすぎて20GBを超えると3278円まで上がってしまうリスクがあった。

 ドコモのプランも、少し使い過ぎただけで料金が次の段階に上がってしまうのが難点だった。例えば3GBなら月4565円ですむが、3.…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。