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JR東海も始めた「駅でテレワーク」名古屋駅で試してみた

土屋武之・鉄道ライター
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名古屋駅の南口側待合室に設けられたテレワークスペース ※画像の一部を加工してします
名古屋駅の南口側待合室に設けられたテレワークスペース ※画像の一部を加工してします

 コロナ禍の1年半でテレワークが浸透し、会社以外の場所で仕事をこなす人が増えた。

 そんな中、JR東海がテレワークに使えるスペースを東京、名古屋、新大阪といった主要駅の構内に9月ごろから順次、整備している。こうした取り組みはJR東日本や東京メトロなどが先行し、JR東海は追随する形だが、珍しいのは「無料のビジネス用ブース」を設置している点だ。

 今回はJR東海の本社がある名古屋駅で、サービスが始まっていた無料ブースを利用してみた。

無料ブースの使い心地

 私が訪れた名古屋駅の南口側待合室には、ビジネス用のブース5室が設けられていた。出入り口に扉がない「半個室」タイプだが、ブース内に座れば前方と左右に壁があるため、一応のプライバシーは保てる。

 ブース内の作業机は十分な広さがあり、A4サイズのノートパソコンを置いても余裕があった。電源コンセント、USBコンセント、読書灯といった一通りの設備もあり、インターネット接続にはJR東海のフリーWi-Fiも利用できる。

 実はこのブースができる以前も待合室には…

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土屋武之

鉄道ライター

1965年、大阪府豊中市生まれ。大阪大学で演劇学を専攻し、劇作家・評論家の山崎正和氏に師事。出版社勤務を経て97年に独立し、ライターに。2004年頃から鉄道を専門とし、雑誌「鉄道ジャーナル」のメイン記事などを担当した。東日本大震災で被災した鉄道路線の取材を精力的に行うほか、現在もさまざまな媒体に寄稿している。主な著書に「ここがすごい!東京メトロ」(交通新聞社)、「きっぷのルール ハンドブック」(実業之日本社)など。