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ソニー「ローカル5G」でマンションを高速ネット接続に

石野純也・ケータイジャーナリスト
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ソニーワイヤレスコミュニケーションズの渡辺潤社長(左)。ローカル5Gを活用した「NURO Wireless 5G」を始める
ソニーワイヤレスコミュニケーションズの渡辺潤社長(左)。ローカル5Gを活用した「NURO Wireless 5G」を始める

 ソニーは、「ローカル5G」を活用したインターネット接続サービス「NURO Wireless 5G」(ニューロ・ワイヤレス 5G)を2022年春に始める。

 ソニーネットワークコミュニケーションズが提供している固定インターネット接続サービス「NURO光」(ニューロひかり)を5G電波を使って接続するもので、料金は月額5000円程度になる見込み。このサービスを行うため、ソニーはソニーワイヤレスコミュニケーションズを設立した。

Wi-Fiと同じイメージ

 ローカル5Gとは、エリアを限定した通信サービスを提供するための方式。全国をカバーする通信網を持つNTTドコモ、KDDI、ソフトバンク、楽天モバイル以外の通信事業者が利用する。大手通信事業者の5Gと異なり、工場やオフィスビルなど狭い範囲で使う。Wi-Fiを5G電波に置き換え、特定の会社や建物に特化したサービスを提供するためのツールと言えるだろう。

 通信方式はドコモなどの5Gと同じで、基地局間をまたがって通信を継続する「ハンドオーバー」が可能なほか、スマホの一部はこの5G電波に対応するSIMカードを挿すだけで利用ができる。

 ローカル5G用の基地局…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。