
ソニーは、スマートウオッチ「wena 3」(ウェナスリー)の限定モデルを1月28日に発売する。数量は限定1000本で、同社のスマートフォン「Xperia(エクスペリア)」の旗艦モデルにデザインを合わせ、文字盤やバンドなどを黒に統一した。市場推定価格は7万5000円。
スマートウオッチではあるが、wena 3のディスプレーがあるのはバックル(留め具)部分で、時計はクオーツのアナログタイプ。時計部分の側面ボタンは、Xperiaのシャッターキーと同じデザインの網目に加工した。
世代を重ねて機能充実
限定版はアナログ時計がセットになっているが、通常版のwena 3はバンドとバックル部分だけで販売されている。他のアナログ時計でもバンドの部分を交換することで、wena 3を付けたスマートウオッチにできるのが同シリーズ最大の特徴だ。
wena 3は、おサイフケータイなどに使われるフェリカを搭載し、Suicaの利用が可能になった。一般的なスマートウオッチと同様、心拍数や歩数、最大酸素摂取量なども測定できる。また、スマホの通話やメールの通知も表示される。Xperiaだけでなく、他のメーカーのアンドロ…
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石野純也
ケータイジャーナリスト
1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。
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