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シニア向け定番「らくらくスマートフォン」が5G対応

石野純也・ケータイジャーナリスト
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らくらくスマートフォンの最新モデル。シニア向けの端末だが通信は5Gに対応=FCNT提供
らくらくスマートフォンの最新モデル。シニア向けの端末だが通信は5Gに対応=FCNT提供

 FCNT(旧富士通の携帯事業部門)が2月24日、NTTドコモから「らくらくスマートフォン」の最新モデルを発売した。シニア層にターゲットを絞った端末で、シリーズで初めて5Gに対応。これに伴い、処理能力やバッテリー容量、カメラなどの性能も大幅に強化した。ドコモオンラインストアでの価格は5万1744円だ。

ワンタッチでコールセンター接続

 らくらくスマートフォンの初代モデルは10年前、FCNTの前身の富士通が発売した。タッチパネルに押し込む動作を加えるなど、ガラケー(従来型携帯電話)の使い勝手を残し、スマホに慣れていないシニア層を取り込むことに成功した。同機はドコモからしか発売していないが、シリーズ累計出荷台数は1月末時点で770万台を超えている。

 ワンタッチで専用のコールセンターにつながる仕掛けや、動画や自宅訪問で使い方を教えてくれる「らくらくコンシェルジュ」なども用意。端末だけでなく、サポート体制を手厚くしているのも人気の秘密だ。FCNTは、このモデルなどの利用者を対象に、シニア向けの会員制交流サイト(SNS)も提供しており、会員数は250万人を突破した。

 FCNTは、こうした取り組み…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。