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ドコモのサブブランドに?「OCNモバイルONE」の戦略

石野純也・ケータイジャーナリスト
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NTTコミュニケーションズは個人向けサービスをNTTレゾナントへ移管
NTTコミュニケーションズは個人向けサービスをNTTレゾナントへ移管

 NTTコミュニケーションズは7月1日に、個人向けの事業を子会社のNTTレゾナントに移管する。NTTドコモを中心としたNTTグループ再編の一環で、事業を受け継いだNTTレゾナントはNTTコミュニケーションズの子会社からドコモの子会社になる。

 対象となる事業はインターネット・プロバイダーの「OCN」や、格安スマホの「OCNモバイルONE」など。個人向けのサービスをドコモとドコモの子会社になるNTTレゾナントに集約させるのがサービス移管の主な目的で、NTTコミュニケーションズは法人事業に特化する。

従来もドコモとすみ分けてきた

 格安スマホのOCNモバイルONEは現在、NTTコミュニケーションズが主体で事業を行っているが、NTTレゾナントもサービス運営に関与している。例えば、回線はNTTコミュニケーションズだが、OCNモバイルONE向けの端末販売はNTTレゾナントが担っている。これをドコモの下のNTTレゾナントに集約させ、ドコモとの連携も強化する。

 結果としてOCNモバイルONEは、ドコモのサブブランドという色合いが濃くなりそうだ。

 これまでもドコモとのすみ分けは徐々に進んでいた。OCNモ…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。