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シャープとソニー「カメラ強化スマホ」の出来栄え

石野純也・ケータイジャーナリスト
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シャープの「AQUOS R7」(左)とソニーの「Xperia 1 IV」
シャープの「AQUOS R7」(左)とソニーの「Xperia 1 IV」

 シャープとソニーが、スマートフォンの旗艦モデルを相次いで発表した。2社とも大手通信事業者を通じて販売するとみられる。共通しているのがカメラ機能の大幅な強化だ。ただその方向性は、それぞれの特徴を生かしたものになった。

シャープはフォーカス性能2倍に

 シャープは「AQUOS R7(アクオス・アールセブン)」を5月9日に発表した。昨年発売した前モデル(AQUOS R6)は、スマホでは初めて1インチの大型画像センサーを搭載し、ドイツの老舗カメラメーカー・ライカと協業したカメラを搭載したが、「R7」もこれを受け継ぎ、さらに進化させた。

 画像センサーは、大型であるほど光をたくさん取り込めて、精細な写真を撮ることができる。しかし、センサーが大型化すると、その分オートフォーカスが遅くなったり、処理に時間がかかったりと、使い勝手が悪くなることがある。そのため、AQUOS R6は動きのある被写体を撮るのが苦手だった。

 AQUOS R7はこの点を改善した。1インチの画像センサーを刷新して、すべての画素がピントを測る機能を持つものを採用し、フォーカスを合わせるスピードが前モデルから2倍速くなった。また、人…

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石野純也

ケータイジャーナリスト

1978年、静岡県生まれ。慶応義塾大学総合政策学部卒。2001年、宝島社に入社。当時急速に利用者数を伸ばしていた携帯電話関連のムック編集に携わる。05年には独立してフリーランスのジャーナリスト/ライターに転身。通信事業者、携帯電話メーカー、コンテンツプロバイダーなどを取材、幅広い媒体に原稿を執筆する。業界動向を記したビジネス書から、端末の解説書まで著書も多い。