経済プレミアインタビュー

パフォーマンス学の権威が説く 就職面接「必勝法」

赤間清広・毎日新聞経済部記者
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マイナビ就職EXPOで企業の説明を聞く学生たち=福岡市中央区のペイペイドームで2022年3月1日午後1時26分、矢頭智剛撮影
マイナビ就職EXPOで企業の説明を聞く学生たち=福岡市中央区のペイペイドームで2022年3月1日午後1時26分、矢頭智剛撮影

 来春卒業予定の大学生に対する企業の採用面接が6月から本格化する。面接対策をうたったマニュアル本やセミナーも数多く存在しているが、パフォーマンス学の第一人者、佐藤綾子・ハリウッド大学院大教授は「もっとも肝心なことが意識されていない」と指摘する。政治家や第一線の経営者に立ち居振る舞いを指導することも多い佐藤さんが説く「面接必勝法」とは?【聞き手は経済部・赤間清広】

必勝法① 面接では「破れ目」を防げ

 ――就職面接が間もなく本格化します。

 ◆面接に限らず、ビジネスなどで第三者と話す際、もっとも重要なことは自分のキャラクター、イメージを徹頭徹尾、守り抜くことです。例えば「明るいイメージ」を装いながら会話や仕草でほころび、破れ目が見えると、相手は信用してくれません。

 ――就職面接では、ついつい明るく、前向きな人格を装いたくなります。

 ◆そうでしょう? でも、本来の自分がそうでないのなら、破れ目が余計、見えやすくなる。会社側は受験生の本心を知ろうと、さまざまな質問をぶつけてきます。なおさらキャラクターを守ることが難しくなっていきます。

まず知るべきは自分の「キャラクター」

 ――どうすればいいでしょうか?

 ◆まずは個々のパーソナリティーがどういうふうに成り立っているのかを知る必要があります。…

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赤間清広

毎日新聞経済部記者

 1974年、仙台市生まれ。宮城県の地元紙記者を経て2004年に毎日新聞社に入社。気仙沼通信部、仙台支局を経て06年から東京本社経済部。16年4月に中国総局(北京)特派員となり、20年秋に帰国。現在は霞が関を拠点に、面白い経済ニュースを発掘中。新著に「中国 異形のハイテク国家」(毎日新聞出版)