
グーグルは、スマートフォン「Pixel(ピクセル)」の最新モデル「Pixel 6a」(ピクセル・6エー)を7月28日に発売する。
価格は、グーグルのオンラインストアが5万3900円、auが5万3270円、ソフトバンクが6万7680円。auとソフトバンクの場合、2年後に端末を返却する契約にすると、およそ半額分の支払いが免除される。この端末を一足先に試用できたので、レビューをお届けする。
半導体は旗艦モデルと同じ
Pixelシリーズには、大きく分けて旗艦モデルと中位機の二つがある。型番の最後に「a」がついているのは、価格を下げて普及を狙った中位機だ。これまでの「a」シリーズは、カメラに関しては旗艦モデルとほぼ同じレベルで、価格のわりに性能が高いことで好評を得ていた。
しかし、今回のPixel 6aは、Pixel 6(ピクセル・シックス)やPixel 6 Pro(ピクセル・シックス・プロ)よりカメラの性能をやや落とした。理由は元の「a」シリーズと同程度の価格を維持したまま良い半導体を載せるためだ。
Pixel 6aの半導体は、旗艦モデルのPixel 6や6 Proと同じものだ。グーグルはPixel 6から、自社で設計した「Tensor」(テンサー)と呼ばれる半導体を採用している。TensorはAI(人工知能)を高速で処理することに特化しており、リアルタイムの翻訳や音声による精度の高い…
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