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荻原博子氏が伝授「高いガソリン代が安くなる?」燃費節約術

荻原博子・経済ジャーナリスト
給油するガソリンスタンドのスタッフ=福岡市中央区で2025年1月17日、長岡健太郎撮影
給油するガソリンスタンドのスタッフ=福岡市中央区で2025年1月17日、長岡健太郎撮影

 経済産業省が1月22日に発表した20日時点のレギュラーガソリン1リットル当たりの全国平均小売価格は185円10銭。政府の補助金が縮小された影響も出てくるので、ますます上がりそう。高速道路のサービスエリアなどでは、すでに1リットル200円超えのところも出てきています。

 本来なら、こういう時こそ政府が補助金を出すべきですが、ガソリン税に上乗せされている「暫定税率をなくす」という国民民主党との合意があるため、「いま補助金を増やしたら暫定税率の話が蒸し返され、国民民主は手柄になるが我々は非難を浴びる」ということで、見て見ぬふりをしてスルーを決め込んでいるようです。

 ガソリンは、とりわけ地方の方にとっては生活必需品。それが、政治の思惑や党利党略に振り回されるのは、不幸な事態です。

 政治に期待できないなら、自分の身は自分で守るしかない。高いガソリン代に対抗するなら、覚えておきたい三つのキーワードがあります。それは、「コストコ」「ネット」「安全運転」です。

「コストコ」のガソリンは安い!

 会員制倉庫量販店「コストコ」のガソリンは安い。1月現在では、千葉県の千葉ニュータウン倉庫店158円、茨城県のつくば倉庫店156円と、まだまだ150円台のところがあります。

 なぜ安いのかといえば、車検やオイル交換、物販などをせず、ガソリン、灯油などの燃料販売に特化し、さらに支払い方法もキャッシュレスのみでお釣りの受け渡しがないぶん人件費などを節約しているから。

 加えて、利用は年会費を支払うコストコの会員のみ…

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経済ジャーナリスト

 1954年生まれ。明治大卒。経済事務所勤務を経て82年に独立。生活者目線の経済解説に定評がある。著書に「私たちはなぜこんなに貧しくなったのか」など。